2010/11/29(Mon) 19:09:54
まず、作りたかったものは↓です。それぞれ1プリムのスカルプテッドプリムです。
簡単にできるだろうと思ってましたが、 甘かったです。
形を作るのは、それなりにできるんですが、 ここにαチャンネル入りテクスチャを貼ると悲しくなるわけです。どう悲しいかは後程… というわけで備忘録として残しておきます。今回はTATARAを使いました。
私の使っているTATARAのバージョンは、4.0.92です。
古いバージョンだと頂点のRelocationオプションがないので注意です。
要するに向きが重要ということです。それさえ気をつければ、三角が出ることもないでしょう。 以上です。
簡単にできるだろうと思ってましたが、 甘かったです。
形を作るのは、それなりにできるんですが、 ここにαチャンネル入りテクスチャを貼ると悲しくなるわけです。どう悲しいかは後程… というわけで備忘録として残しておきます。今回はTATARAを使いました。
私の使っているTATARAのバージョンは、4.0.92です。
古いバージョンだと頂点のRelocationオプションがないので注意です。
- 四葉スカルプテッド(八葉スカルプテッド)
以下は、四葉で話をしますが、八葉も基本的に同じです。最終的には、
四葉は、16x64
のアスペクト比で作成しました。両方ともPlaneです。
八葉は、8x128
たぶんアスペクト比が同じならCylinderでもよいはずです。 TATARAの場合、Planeの対向する二辺を重ねてセーブすると、ロードするときCylinderとして認識します。- 失敗例:
こんな感じ(↓)で変形すればよいだろうと思ってとりあえず作ってみました。
タイプ:シリンダー、アスペクト比:32x32 です。
少し隙間が空いていますが、わかりやすくするためです。重ねてしまっても構いません。 まぁ、こちらは失敗例なのでどうでもよい話ですが… 結果は、こんな感じ(↓)。
右側が拡大図です。三角がいっぱい見えます;; 悲しかったです^^;
別の葉が透けて見えるのですが、細かい三角として透けてしまっています。 通常のプリムで作っても透けはしますが、三角はでません。 - 成功例:
いろいろ挑戦しましたが、重ね方が重要なようです。 縦方向で十字にするか、横方向で十字にするかで結果が異なります。
左:四葉(Plane 16x64)、右:八葉(Plane 8x128)
- 作り方:
- TATARAを起動してFile→New→Plane→16x64
- TSUCHIタブで、YZ平面にして、下図のようにします。
ポイントは、青/赤/マゼンタの頂点を角に使うことです (これらの頂点は、離れても頂点が省略されないためです)。 頂点の移動は、領域で選択してまとめて移動します。 中間にある黒やグレーは青/赤/マゼンタの移動に合わせて動きます (SetupのRelocation to LODが"by Linear"になっていて、 ViewのLevel of DetailがFarになっている必要があります)。
冒頭で重ね方が重要と述べましたが、 この作業をYZでなくXYで行うと三角が出てきてしまい、失敗作となるので注意ください。 - 先の図は変形の仕方がわかりやすいように隙間をあけてあります。最終形は、次のようになります。
- TATARAを起動してFile→New→Plane→16x64
- 失敗例:
- 六四葉スカルプテッド
こちらも四葉、八葉と同様に縦長で作ります。
平面 4x256
- おまけ(四葉マルチスカルプテッド)
- 作例:
四葉を8組組み合わせました。1プリムですが、こちらはTATARA+Wings 3Dで作りました。 もしかしたらTATARAだけで作れるかもしれません。 TATARAの使い方を熟知していないのでWings 3D使っちゃった次第です。 - 作り方:
- TATARAを起動してFile→New→Plane→128x8
今回は十字を8頂点を使って作るので8x128でなく128x8です。 - 十字を作ります
これもわかりやすいように隙間を開けていますが、実際は重ねちゃいます。
青/赤/マゼンタ以外の頂点を角に使ったので、離れると崩れます。木の枝葉に使うなら、10m x 10m x 10m で使うことになると思いますので、崩れにくいという前提です。
なお、この作業を行うときは、Gridは1にしておきましょう。 Gridを4や8で移動すると、XZ,XYで頂点が重なってしまいます。 - 十字を分割します。
XZ平面とXY平面でalignを使って頂点をまとめます (alignで頂点をまとめる場合は、SetupのRelocation to LODをNoneにしておきましょう)。
上の図は三角系の部分を重ねる前の状態です。飛び出している部分は、まっすぐになるように重ねます。
これを繰り返せば、一組ずつ動かせるようになります。角度をつけたりしていけば、作例のような形になります。 私の場合、もう少しTATARAで成形した後、OBJでexportしてWings 3Dで成形しました。
- TATARAを起動してFile→New→Plane→128x8
- 作例:
要するに向きが重要ということです。それさえ気をつければ、三角が出ることもないでしょう。 以上です。
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タグ : sculptedものづくり
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